韓国への修学旅行を決行する高校がある。
新潟中央高校は元女子高で、いまだに学生の大半を女子が占めている。
修学旅行に行く2年生は男子5人に対し女子338人だ。
■通訳、大人の付き添いなしで家に上がる
旅行期間は10月16日から19日の3泊4日。旅行の内容は
「6、7人の班行動でソウル市内の一般家庭で食事をご馳走になる」
「通訳も大人の付き添いもなく一般家庭に高校生だけでお邪魔する」というものらしい。
生徒が一般家庭を訪問する「ホームビジット」という企画は確かに行う予定だという。
訪問する家は韓国政府の公的な部局に紹介してもらったもので、
それぞれのグループに携帯電話を持たせる、訪問先の人に生徒の宿泊先から
送迎してもらう、引率の教員が各家庭を巡回するということで安全対策を取るとしている。
他には現地の高校生との交流、ソウル市内の観光を行う予定だが、
やはり心配だという生徒や保護者は多く、旅行をキャンセルする生徒も
少しだがいるという。学校は安全確保について説明する文書を、
生徒を通じて保護者に配布するなどしている。
なお、竹島問題については、韓国の観光公社のパンフレットと
日本の韓国旅行ガイドブックを資料に、それぞれに記載された竹島の記述の
違いについて話し合った。また、日本の教科書に書かれた竹島問題の部分を
コピーして生徒に配布し、教科書にはこう書かれているということを再確認
したとのことだった。
■「韓国から沖縄に変更になった」実例も
新潟県では他にも、新潟青陵高等学校が10月下旬に韓国に修学旅行へ行く。
学校の公式Facebookには、韓国の民族衣装であるチマチョゴリと見られる衣服を
身につけた女性が、事前学習で生徒に韓国の文化や風習を教えている
様子の写真が掲載されている。
返信する